小型高性能FPGAボード『AU-Cardシステム開発ボード』を発表
Smart-USB Sigma製品ファミリ
AU-Cardシステム開発ボード 
AU-Cardは、Windows対応のホストPCとUSB3.0でインタフェースし、5Gbpsのデータ転送速度によりデータ収集やI/Oピン等を制御できます。 FPGAにはAMD社の最新・高性能デバイスArtix Ultrascale+を採用し、1Gbpsを超えるLVDS信号やカメラやディスプレイのための高速なMIPI信号により、外部システムとの高品質なインタフェースができます。
高速で大容量の16Gbit DDR4により大規模で高速なデータ処理システムに対応し、AMD社製Microblaze-V (RISC-V) CPUを実装することにより、計測・制御機器や製品検査機器向けに複雑なデータ処理システムにも対応できます。
名刺サイズの基板にUSB3.0インタフェースとFPGAやDDR4メモリを搭載しているので、年々複雑さを増すFPGA周辺回路やUSBデバイス・ドライバを開発することなく、すぐに高性能な最新テクノロジーを利用することができます。 最終製品の出荷台数が不明のプロダクトや、オンデマンド方式の製品開発など、少量多品種の機器開発の要として採用することにより、”制御ソフトウエア仕様の共通化”や”製品のモデルチェンジ”などを短納期、低コストで実施できる利点があります。
【主な特長】
USBの専門知識がなくても、USB制御アプリケーションを構築することができる。
（専用APIを用意し、オープンソースのリファレンスアプリケーションを製品に標準添付）
Python/VC++/VB.net/VC#/LabVIEW等に対応
最大154本のユーザI/Oを利用可能
最大48chのLVDS入出力を構成可能
MIPI CSI-2、DSIに対応
2.1GB/sの16Gb-DDR4メモリ（無償のIPを利用可能）
Smart-USB Sigmaファミリだから、コネクタ仕様、ソフトウエア仕様は共通です
【適用アプリケーション】
超音波制御・計測
CMOSイメージセンサ等の画像処理システム
AD/DAコンバータ等を利用したデータ収集・生成システム
【価格と供給時期について】
製品名：AU-Cardシステム開発ボード
型番： AU-Card/15E1 （XCAU15P-1FFVB676E搭載モデル）
AU-Card/25E1 （XCAU25P-1FFVB676E搭載モデル）
標準的な価格： 190,000円～ (税別)
供給時期： 2024年4月10日以降
